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 熱砂の檻



 妖精が日陰に置かれた椅子の上で、もそもそと角砂糖をかじっている。彼をみかけたとき、やはり声を掛けておくべきだった。
 チェチェリアは後悔を紛らわせるように机を指先で叩いていた。やはり妖精を見かけたときに声を掛けておくべきだった。
 花舞との国境近くでロゼアを保護してから早数日。彼の衰弱は激しく、まだ目覚めない。関所の街の宿から動かせない状態だった。
 彼の魔力の暴走にチェチェリアが駆けつけられたことは行幸だった。チェチェリアは関所の街を拠点とした人身売買の摘発に同行していたのだ。
 国王が頭を悩ませているその事件に、ロゼアは巻き込まれていたらしい。
 チェチェリアは瞼を閉じて、その裏に焼きついた光景を思い起こした。
 木々は墨と化し、土は砂に変じ。ロゼアがいた前方には小さな砂漠が出現していた。体内の水分という水分が沸騰し、蒸発した男の方は、ねじくれた古木のようにからからに乾いて、砂の上に横倒しになっていた。
 暴走の仕方は魔術師の適性によって異なる。空間魔術師、占星術師、白魔術師――さまざまな適性がある中でも、黒魔術師の暴走は術者の周囲を破壊し尽くす。ロゼアの魔力の暴走の仕方はまさしく黒魔術師のそれの典型だった。
 しかもその属性は。
「太陽、か……」
 大戦争の折には真っ先に前線へと送り出された太陽の黒魔術師は、戦後の有史においても稀な術者だ。
 彼は意識した一帯の温度を、一千度以上にまで跳ね上げられるのだという。その術は火や水と異なって目視できない。風のような先触れも足跡もない。効果も術者の視界すべてという、広範に及ぶ。そして発現まで一瞬。生物を炭化させ、砂に帰すまで刹那。
 まさしく――死の遣い。
 チェチェリアは寝台の上で寝息を立てるロゼアを見た。年は十六だという。成人していても寝顔はあどけない。稀有な術者は重い運命を負うことが多いという。彼の道がこれから穏やかなものであればいいのだが。
「……キ……?」
 ロゼアの唇がちいさく言葉を紡ぐ。瞼も細かく震えていた。それを覚醒の予兆ととって、チェチェリアは立ち上がりざまにロゼアの周囲を氷の幕で覆った。彼の魔力の暴走を防ぐためだ。
 角砂糖を齧っていた妖精がすばやく皿を蹴ってロゼアの頭上に移動する。
 彼はロゼアの顔を恐々と覗き込みながら呼びかけた。
『……ロゼア?』


 氷が天蓋のようにロゼアの頭上を覆っている。
 その薄氷越しにシディが見えた。
「シディ……」
 泣き出しそうに顔を歪めたシディの横に見覚えのない顔が並んだ。黒髪黒目の、目の覚めるような美女だ。
「おはようロゼア。気分はどうだ?」
 と、女が尋ねてきた。
「頭痛、胃痛、吐き気、なにか不快感があるなら申し出ろ。それと……どこまでなら覚えている?」
 痛みはないが、空腹を覚えた。ロゼアは女の言葉を胸中で反芻した。どこまでなら、覚えているか。
 ロゼアは寝台の上に仰臥していた。石鹸の香りを漂わせる敷布とやわらかな布団は屋敷を出て以来だが、ロゼアには横になった記憶がなかった。
 一瞬の黙考。
 そして、吐いて、吐いて、気絶したことを、思い出した。
「……っ!!」
 ロゼアは上半身を跳ね起こし、反射的に口元を押さえた。嘔吐したかったわけではない。悲鳴を堪えるためだった。おちつけ、と己に命じる。浅く早くなりがちな呼吸を腹式のそれに切り換える。
「吐く?」
 女の声は無機質だが労りに満ちていた。ロゼアは呼吸が落ち着くまで待ち、口から手を離して頭を振った。
「……大丈夫、です」
 ロゼアはもう一度だけ深呼吸して女を見上げた。出方を窺う彼女に向けて、ロゼアは問いを絞り出す。
「……俺、魔術を使ったんですか?」
 女は首肯し、微笑んだ。
「存外、冷静だな。もっと癇癪を起こすかと思った。……大丈夫そうだな」
 顎に指を添えて黙考した女は、うん、と頷いて指を鳴らした。ロゼアの周囲を覆っていた氷の天蓋が、頂上からするすると、床に僅かな水滴だけを残して融け去っていく。
「私はチェチェリア。楽音の国の王宮魔術師をしている。魔力の暴走を引き起こして倒れたお前を、一時的に預かっている。ここは花舞に隣接する楽音の関所の 街。お前が眠っていた日数は……そうだな。夏至の日まであと二十日ほど、というところか」
 チェチェリアと名乗った魔術師は、ソフィもロゼアと同様に保護していると説明した。
「彼女もそのうち様子を見に来る……。重湯と薬を持ってきてやろう。すこし横になっていろ。すぐ戻る」
 踵を返しかけたチェチェリアは、ふと思い至ったというように足を止めてロゼアを振り返った。
「あまり感情を荒げるなよ。魔力が暴走しやすくなるから」
 わかりました、とロゼアが了承すると、チェチェリアは頷いて部屋を出ていった。
 魔術師のローブの裾が扉の向こうに消える。ロゼアは深く息を吐いて、宙に浮いたままの妖精に手を伸ばした。
「シディ」
 シディがロゼアの手先に音もなく降り立つ。そのままロゼアの手で運ばれた彼は枕の上にぽすんと腰を下ろした。
「ごめん、シディ。……心配かけた?」
 ロゼアの謝罪にシディがゆっくりと頭を振る。
「謝らなければならないのはボクの方ですロゼア。……もう少しきちんと、説明していれば」
「何を?」
「魔力の暴走のことです。身の危険はそれを引き起こす可能性があるって……ちゃんと説明していれば」
「シディの話をちゃんと聞かなかったのは俺の方だよ。荷物が盗まれたときに王宮に助けを求めていればこんなことにはならなかったんだと思う」
 シディはとても悲壮な顔をしていた。彼の背の翅の光もどこか頼りない。
 ロゼアは手を伸ばして親指でシディの髪を撫でた。
「シディがそんな顔することないんだって」
「しますよ!」
 シディが立ちあがって叫ぶ。
「しますよ! あんな、あんなの! 今まで経験したこともない!! ……これまで案内した人の中には暴走する人もいましたよ! けどあんな……あんなふうに……!!」
 ころしてしまうさまをはじめてみた。
 シディのまなじりから大粒の涙がぽたぽた落ちる。ロゼアは彼を手のひらで包みこみ、傍に引き寄せた。妖精も泣くことがあるのだなと、妙な感慨をロゼアは抱いた。
 部屋の扉が再び開いて、チェチェリアが現れた。湯気を立てる重湯と粉末の包みの載った銀盆を手にした彼女は、ロゼアたちの様子に軽く目を見開いたものの、何も言わなかった。後ろ手に扉を閉じて足早に移動し、卓の上に盆を置く。そして寝台の傍に椅子を引き寄せて腰を下ろした。
「……身体が治ったら、俺は捕まるんですか?」
「捕まる? 誰に? 私たちの王にか? ……いいや。お前は夏至の日までに学園に入る。そして修行を積む。お前の未来はそれだけだよ。他にはない」
「けど……俺は殺してしまった……!!」
 命のやり取りを恐れているわけではない。けれどもあれは取り返しのつかない過失だった。
「あのとき、俺が、シディの言うことを聞いていれば! あんなふうに暴走することはなかった!!」
 王宮へ足を踏み入れることが嫌だった。自分の力で解決できるものならそうしたかった。けれど自分が間違っていた。
「過去を振り返っても仕方がないよ、ロゼア。……そんなことを言うなら、私もお前と同罪だよ」
 チェチェリアが告白した。
「私は兵と話しこむお前を王都で見かけていたのだから。魔術師のたまごだとわかっていたのに、お前たちを放っておいた。私もお前と同罪だ。後悔している。あのとき、お前に、何か問題でもあったのかと、話しかけていれば」
 たらればの話をしても仕方がない。
 チェチェリアがやさしく微笑んだ。
「魔術は、怖いだろう?」
 ロゼアは頷いた。
 魔術。統一史以前、大戦争で兵器として魔術師が利用されていたということも今なら頷ける。未熟者の自分でさえ、あれほどの――……。
「魔術師のたまごが強制的に収集される理由のひとつがこれだよ、ロゼア。ある日突然、魔力は目覚める。然るべき修行なくして制御は難しい。お前は運が良かったんだ。魔力の暴走はたいてい親しい者を巻き添えにする」
 ロゼアはカニオの死にざまを思い返した。体中の穴から血を噴き出し、砂と化して死んだ男に、親しい者たちの面影を重ねた。父、母、屋敷の同僚たち。友人たち。そして――ソキ。
 花嫁衣装に身を包んだソキが緋色の泉に沈んで砂となる様を想像した。吐き気がした。
「人を殺したことを悔いてもいいが、相手はお前を陥れようとしたんだ。正当防衛だった。愛する者ではなかった。大切な者を傷つける前に、お前は、魔力の、己の力の恐ろしさを知ることができたんだ。お前は幸運だった」
 チェチェリアがゆっくりと繰り返す。
「本当に、お前は運が、よかったんだよ……」


 魔力を吐き出し切ったロゼアの衰弱は激しかった。
 二、三日のうちに、食事の内容こそ汁物から固形物へと徐々に変化したものの、発熱し、昏睡し、目覚め、吐いて、また眠って、ということを繰り返した。これほどまでに体調を崩したことは久しぶりだった。
「子どもたちは消えていたよ。まあ……そのうち見つかるだろう」
 夢うつつにロゼアはチェチェリアの声を聞いた。椅子に座るチェチェリアが机の上のシディと向き合っていた。
『王と魔術師を嫌っていたようでした。……後ろ暗いことがあったからなんですね』
「私たちのことを何と言っていたんだ?」
『……魔術師を恐れているから鎖を付けて利用しているんだって。魔術師は王の犬だって』
 シディの会話で見当が付いた。ふたりの話題はカニオのようだ。
 はは、とチェチェリアが軽やかに笑った。
「王に敵対する奴らはだいたいそう言うな。五王が魔術師を独占しているのだと……。王たちは世界を維持しようとしているだけだ」
 たとえばカニオの育てていた子どもたちの中に魔術師の素養を持つ者がいたら。いずれは悪事に手を染めて世界を敵に回していたかもしれない。魔術師の力は一騎当千に値する。どれほど甚大な災厄を起こすかわからない。
 だからこそ魔術師たちは強制収集される。そんな風に、チェチェリアは言った。
「……この世界はせまい。魔術師同士が対立していられる余地を持っていないんだ。だからこそ私たちは多少の理不尽を呑みこむ。……けれどもどんな世界に生きていたって、完璧に自由に振る舞えるはずはない。……妥協しないものを定めることが大切なんだろう」
 では妥協したくないものが、世界の摂理に反した場合は――…。
 どこへと行けばよいのだろう。
 ロゼアはチェチェリアに尋ねることはできなかった。砂を詰めたように瞼が重かった。
 ロゼアは気が付けばまた眠りの海にいた。


 きぃん、こぉん……。
 音が、している。
 きぃん、こぉん……。
 水晶の触れ合うような。
 澄んだ。
 透明な、響きの――……。
「ロゼアちゃん」
 声が間近で響き、ロゼアは瞬いた。腕の中の少女が口先を尖らせていた。
「もう、いったい何の話をしてるんですか……?」
 内緒のお話なんですか、とすっかり拗ねた様子だ。
 窓辺の桟に浅く腰掛けたまま、男がくつくつと喉の奥を鳴らす。
「オヒメサマはご立腹だネ?」
「怒ってるうちに入りませんよ……。ごめんな?」
 ロゼアは少女の小さな頭を引き寄せた。肩口に抱いた頭部に顎を付けてばすべてが満ち足りる。
 ロゼアの幸福のすべてがここに在る。
 その事実だけで魔術師になれてよかったとロゼアは思えた。
 少女を抱きしめたままふと思う。
「……一緒にいられない未来もあったのかな……」
 少女が怯えた顔でロゼアを見る。
「……一緒にいたく、ない?」
「違うよ。これからもずっと一緒にいようって話だよ」
 男の話は実に興味深く、これまで捨ててきた選択肢の存在を、ロゼアに思い出させた。切り捨ててきたものが惜しくないといえば嘘になる。だがこの少女と共にいられるというのならすべてを許せた。
 あからさまに安堵した少女が、ロゼアを抱く腕に力を込める。
「ねぇ、ロゼアちゃん。ソキはこれから、ずっと、一緒ですよ」
 ずっとずうっと、一緒ですよ。
 ずっとずうっと。
 あなたのしあわせをいのっている。
 ――……ろぜあちゃん。


 窓から差し込む早朝の陽が、室内を光で満たしている。
 覚醒したロゼアは身体を起こして地に足を付けた。床板が足裏に冷たく、それがまた心地よい。手足もロゼアの意に沿って滑らかに動く。視界も非常に明瞭だ。
 四日間も衰弱していたことが嘘のように爽快だった。
 ロゼアは窓を開けて外気を招き入れた。山間独特のひやりとした風が髪を揺らす。
 何故か、涙がこぼれた。
「……ソキ?」
 ソキに呼ばれた気がしたのだ。彼女がこの腕の中にいた気がしたのだ。だから目覚めたのに彼女はいない。
 どこにも。
 なのに彼女がロゼアに腕を回して笑っている気がする。
 これまで味わったことのない奇妙な感覚だった。
「ロゼア? 立って大丈夫なの?」
 背後から投げかけられた問いにロゼアは振り返った。朝食の載った盆を提げ持ったソフィが、部屋の入口で目を剥いている。ロゼアの世話役をチェチェリアに代わって彼女が引き受けてくれていたのだ。
「……大丈夫だと思う。……チェチェリアさんは?」
「下よ。すぐ来ると思うけど……。本当に動いて大丈夫なの?」
 ソフィが盆を卓の上に置きながら懐疑的な顔をする。ロゼアは苦笑しながら頷いた。
「大丈夫……もう、動ける」
 不思議と、身体が軽かった。
「だから、チェチェリアさんに頼みたいことがあるんだ」
「頼み?」
 うん、とロゼアは頷いた。
 路銀と。
 そして、馬を。


 チェチェリアは依頼を引き受けてはくれたが、渋い顔を崩さなかった。
「病み上がってすぐに出発することはないんじゃないか?」
 ロゼアが厩舎から馬を引いて国境の検問所に戻ったときも彼女は呆れ顔だった。
「もう一日ぐらいは休んでも充分間に合うだろうに」
「そうよそうよ」
 チェチェリアの隣でソフィがしきりに首を縦に振る。ロゼアは苦笑した。彼女たちが引き止めるのも無理はない。今朝までロゼアは寝台から起き上がれないも同然だったのだ。
「動けるうちに動いておきたいんです」
 魔力の暴走をこのように引き起こした後では、早く学園に入りたいという気にさえなっていた。
 制御の効かない力が自他を傷つけることはよく知っている。
 それに、予感がしていた。
 ソキに喚ばれることはもうないだろうと。
 ならば先へ進んだほうがいい。次の安息の家に立ち寄れば、きっと彼女の消息もわかる。
「次の町まで馬車を借りたほうがよくないか? 手配ぐらいはするぞ」
「いえ、馬で充分です。……あまり、人と一緒に動きたくないので」
 チェチェリアはもう何も言わなかった。
 馬を眺めていたソフィが、ねえ、とロゼアに声を掛ける。
「ロゼアは砂漠の人だって聞いたけど、馬にも乗れるのね。あそこには馬っていないんじゃないの?」
「国境にはいるんだ。あと、王都にも」
 国外に出る〈傍付き〉も多いため、屋敷は乗馬の訓練施設を保有している。そこで馬の扱いをひと通りは学んでいた。
「今度は変な人にひっかからないのよ」
 ソフィの年上ぶった物言いに苦笑して、ロゼアは馬を引いた。
「ロゼア」
 検問所を抜ける間際にロゼアはチェチェリアに呼び止められた。彼女は腕を組んで関所の門に寄り掛かっていた。王宮魔術師の規則で関所に許可なく入れないらしい。
 見送れるぎりぎりの場所に立って、彼女は白い手をひらひらと振った。
「また会おう。……今度は、学園で」
 役人が国境を抜ける手形に判を押す。
 チェチェリアたちに頭を下げ、ロゼアは馬にまたがった。


 かっ……と蹄が大地を蹴る。
 土煙をまといながら、馬は風を切っていた。振動が病み上がりの身体に負荷となって圧し掛かる。馬から転げ落ちないよう、膝を締めておくことにも苦労した。けれどもロゼアはそのすべてを甘んじて受け入れた。疲れて疲れて疲れて、悪夢を寄せ付けない、深い眠りを得るためだけに。
「あ」
 シディがロゼアの鞄の中で小さく呻いた。案内妖精が声を上げたのは、出発してから初めてだった。
「シディ、どうかした?」
「今の馬車……妖精がいました」
 つい今しがた追い抜いた、乗合馬車に。
 ロゼアは首を捻って後方を確認しようと試みた。しかしゆっくりとした歩みの馬車は既に遥か彼方だ。花畑に挟まれた街道の中央に、茶色い点としか認識できない。
「あなたの同輩となる人があそこにいるんでしょうね」
「ふうん」
「興味ないですか?」
「うーん、どうだろう。でも気の合う相手が一緒だったらいいな」
 魔術師の在学年数は最短でも四、五年だという。それほど長い時間を共有するのだと思えば、なおさらそう思う。
「学園は楽しいですよ、ロゼア」
「え、なに?」
 蹄の音が煩くて聞こえにくい。
「学園は、楽しいですよ! って、言ったんです!」
 ロゼアはシディの声を聞き取るために少し馬の速度を緩めた。
 ひゅ、と飛び出したシディが、ロゼアの肩口に降り立つ。振り落とされないようにロゼアの襟元をしっかと握って、彼は話し続けた。
「不自由なこともたくさんあります。でもそれ以上に、楽しいことも……自由なことも、たくさんあります」
 ありますよ、とシディは叫んだ。
「ロゼア、きっと、学園は、あなたに新しい仲間を、知識をくれる。あなたを傷つけた力は、学園で、あなたを、あなたの大事な人を救う、力に、なる。……なりますよ!」
 そうだな、と、ロゼアはシディに微笑んだ。
 本当に、そうあればいい。
 ロゼアは手綱を握り締めて前を見据えた。花舞の国。その名の通り、花の花弁が真っ直ぐに伸びた街道を、ロゼアの行く先を、祝福するかのように、蒼穹の下で風に踊り、地へ降り注いでいた。

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